月刊みと 誌上クイズの解答です!

ー問題ー
「歯を削るのはどうしてですか?」
「歯を削るのはどうしてですか?」
●解説
今回は歯を削ってかぶせる治療についてお話します。
歯を削るときにはどのような被せ物にするのかを予め決めておいたほうがいいでしょう。
それは金属でかぶせる場合は金属の厚みだけあればいいので全体を0.6mmくらい削ります。
しかし白い歯を入れるときは金属に白いものを足すために最低1mmから1.5mm位は厚さが必要になります。金属を使わないものでも(オールセラミック)同じ厚さが必要になります。
このように歯の全周を6度の角度を保ち削りますが、この角度が強すぎると外れやすかったりします。境界は歯肉に沿って削りますが歯肉の下0.5mmから1mm に設定して削っていきます。
歯肉の上になってしまうと金属が見えたりしてせっかくの白いものが台無しになってしまったり、虫歯になりやすかったりします。
大事なことは正確に削ることになります。
詳しく実例を見ていきましょう。
今回は歯を削ってかぶせる治療についてお話します。
歯を削るときにはどのような被せ物にするのかを予め決めておいたほうがいいでしょう。
それは金属でかぶせる場合は金属の厚みだけあればいいので全体を0.6mmくらい削ります。
しかし白い歯を入れるときは金属に白いものを足すために最低1mmから1.5mm位は厚さが必要になります。金属を使わないものでも(オールセラミック)同じ厚さが必要になります。
このように歯の全周を6度の角度を保ち削りますが、この角度が強すぎると外れやすかったりします。境界は歯肉に沿って削りますが歯肉の下0.5mmから1mm に設定して削っていきます。
歯肉の上になってしまうと金属が見えたりしてせっかくの白いものが台無しになってしまったり、虫歯になりやすかったりします。
大事なことは正確に削ることになります。
詳しく実例を見ていきましょう。
実例研究
1)かぶせるために「削ります」 歯肉の下0.5mmに設定

2)全周1.2mmの幅で正確に削りました。


オールセラミックを装着

3)咬合面もきっちり凹凸がるようにスペースを確保

仕上げもきっちり正確に削ります
歯肉に接触する材質についても考える必要があります。
接触部は必ず生体親和性に富んだ物質でなければなりません。
ぜひ、このような状態の方は相談して下さいお待ちしております。
接触部は必ず生体親和性に富んだ物質でなければなりません。
ぜひ、このような状態の方は相談して下さいお待ちしております。
私たちの目標
治療目標は、「機能的」「審美的に優れ」「永く保つ」ことを基本理念にしています。 しかし目標達成には、明確なゴールを治療に参加する全てのスタッフと患者様が理解し、共有し、協力努力して初めて達成させるものだと理解しております。
一方通行では絶対にうまくはゆきません。目標設定には診断が必要です。これまでに10万枚にも及ぶ写真撮影し、保存し、患者さんとの治療方針の確認、相談を基本として参りました。
私たちは、総合的に歯周病、矯正、咬合(かみ合わせ)、審美の観点から診断します。
※昨今問題の金属アレルギー、歯科恐怖症の方もお気軽にご相談ください。
一方通行では絶対にうまくはゆきません。目標設定には診断が必要です。これまでに10万枚にも及ぶ写真撮影し、保存し、患者さんとの治療方針の確認、相談を基本として参りました。
私たちは、総合的に歯周病、矯正、咬合(かみ合わせ)、審美の観点から診断します。
※昨今問題の金属アレルギー、歯科恐怖症の方もお気軽にご相談ください。
院長 村辺 均