ヨーロッパ研修行って参りました!

先日のお知らせ通りです。

10月8、9、10の予定でスペインのサンセバスチャン。

そして、
11日から3日間オーストリアのウイーンで開催されるヨーロッパのインプラント学会に行って参りました。






















最新の技術や知見を、皆さまにお届け致します!













■インプラントなど歯科の最新情報を得るために

■インプラントなど歯科の最新情報を得るために

最新技術、知見を吸収しなければなりません。
もちろん、海外の雑誌等の購読はもちろんですが、現場でのレクチャー、最新事例などは欠かせません。

早速行って参ります!

1つ目はプライベートの3日間のコースです
10月8、9、10の予定でスペインのサンセバスチャンで行われます。





終わり次第11日から3日間オーストリアのウイーンで開催されるヨーロッパのインプラント学会に行きます。





朝の9時から夜の19時までびっちりです^^;

がんばって行って参ります(^^

私の患者さんへの思い


私の患者さんへの思い


●私は、開業したての頃は来院してくださった方全員に満足をしてもらいたくて損を覚悟で診療をしてまいりました。しかし、それは考え方が違う人がいることに気づきました。

例えば、痛くてしょうがないという患者さんを時間外まで待って診察します。
しかし、次の予約には無断キャンセルをしたりする患者さんがいます。あるいは、全顎を治療するにはどうしても仮歯を何度か作り変えたりしなければいけませんが、これは保険治療では賄えなかったりします。


現在では、これらのことを理解してくれる患者さんに全力で頑張っております。

孔子曰く
 十人が十人悪く言うやつこれは悪人とは言えない
 十人が十人よく言うやつこれは善人とは言えない
 善人とは五人が悪くいい、五人がよく言うやつを言う


●我々の診療室ではインプラントをやれるようになってようやく20年を迎えようとしております。
インプラントの保証は一般的に
10年間です。それには、メインテナンスに来ていただくことが条件です。98%以上の方がインプラントトについては問題なく経過しております。

では次の10年にはどのような配慮をしていけばいいのかを検討してまいりたいと思います。そこで、海外の講演や文献に裏打ちされた治療方針を解説していきたいと思います。
「すぐ噛める」「簡単にできる」などいろいろな方法が出ておりますが、残念ながら人の治癒能力にはほとんど昔と今でも変化はありません。
骨や歯肉を移植するのはメインテンスをしやすくしたり(できるだけ少ない清掃道具で歯ブラシができる)、術後の組織の安定を図るためには必要なことだと考えております。。

孔子曰く
 物事を迅速にしたいと、望んではいけない。
 小さな利点に目を留めてはいけない。
 物事を早く行うことばかりを望むと、十分になすことができない。
 小さな利点にとらわれると、大事な仕事を達成できない。


●今現在も外国の学会に年2回は参加してできるだけ最新の技術、進歩についていっています。
機械材料なども今世界で買われているものを使用しております。
今回アメリカの学会で見つけた「Mora Vision」という3Dでモニターに映し出し、口腔内が見える顕微鏡に変わるであろうカメラを導入しました。
インプラントなどは生体に残るものですので一番信頼性が高く、世界で一番使われているものを使用しております。
私共では、目標は10年ではなく20年以上を目指しております。







孔子曰く
 止まりさえしなければどんなにゆっくりでも進めばいい


「好きなことを仕事にすれば一生働かなくてすむ」
当院では、患者さんのお陰でこのような心境で日々の診療を行っております。


歯医者の本音と愚痴


私は歯科医になった頃と現在の状況を考えてみると、本当にこのままで日本の歯科は大丈夫なのか?と思います。

それは歯科技工学校が閉校していることです。
歯科技工士になるために
3年間勉強をして学費も100万円を超える学費を3年間払い、(材料費は別にかかります)そして国家試験を受けてようやくなることができます。
(世界でも国家試験があるのは日本だけのようですが)、現実は朝
9時からよる12時位まで働き週1日の休みがあるだけです。
収入は初任給15万円程度だと聞きます。我々もそうでしたが次の技術を習得するためには休みの日を削り講習料を払い研鑽を積んでいくしかありません。

次に仕事はというと学校で学んでいた事とはかけ離れた質で行なわなければなりません。

この構図を作ったのは歯科医であることは間違いありません。
利益追求をするためにダンピングを迫り煽りを食った若く希望を持った人たちの夢を潰していきます。

歯科衛生士の問題これも一つの歯科界にとっては、大きな問題です。
就職率100%新卒給は21万円以上だと聞きます、東京であれば25万円を超えていますが、どうして辞める人や再就職をする人が少ないのでしょうか?
世間にあまり知られていない職業ですが、やりがいのある仕事なのでぜひ多くの人になってもらいたいと思います。今は
3年制で介護などの資格も取らなければならないたいへんな職業だと思います。

では歯科医はどうでしょうか?

やはり大学で学んだことをそのまま実践できなくなっています。これは多少は個人の問題もありますが実益が伴いません。
今、金属は
10年前に比べ3倍以上に高騰しており、その金属は日本の保険制度に合わせて日本だけで使われているものです。
銀色をした歯を入れているのは日本人だけです。
歯科は他の業界と同じようにデジタル化が進んでいます。これは歯科業界の技術革新なのでしょうか?まだ私は発展途上だと考えております。
いい面も悪い面もあるように今の時点では考えます。しかし私のところでもいいところは積極的に取り入れております。
症例に関しては、同じようにしても何人かに人はトラブルが起こってきます。
どんなに処置をしても破壊されていく人が紛れもなく何人かいらっしゃることも現実です。

内科の先生や整形外科医耳鼻科医皮膚科医などとコラボレーションをしていかなければいけない時代に入ってきました。


いろいろ言い訳をしても現実にどうしてこうなるのかわからない患者さんがいることは、現実にあることは肝に銘じております。
人工的に作ったものだからしょうがないではなかなか受け止められません。

世界水準とはどういう事か?

世界水準とはどういう事か?


虫歯について

歯を削って型を取る前に、仮の歯を作ることで歯肉の状態やかみ合わせを確認し最終の型はシリコン印象材を用いて行ない、できた冠の適合の確認もレントゲンを撮影して確認をする。此のようなことは歯科医療においては常識ですがなかなか現実にはやられていません。
歯を削る時の目的としてマージンという歯肉の上で削った面を留めるのか、歯肉の下まで削るのか、色々考えがありますが、前歯に関して言えば歯肉より下まで削らなければきれいな前歯ができません。しかし削る時に4歯肉を傷つけたりする事のないように一層糸を歯肉の中に入れることでできるだけ歯肉を傷つけないようにします。この様に歯を削るときにもできるだけ出血をさせない工夫をしております。
小さい前歯の虫歯をできるだけ目立たなように詰めるには一5種類のペーストでは出来ません。
それは光の遮断をするためのペーストと色を出すペーストの最低2種類のペーストを用いなければいけません。

しかし実際には一種類しか用いることしか出来ないという制度があります。

しかし当院では、全ての患者さんに平等に同じ材料を使っております。


口腔単位で行なう治療

治療方針としては、お口の中は全て上下左右は関係していると考えております。
もしどこかに歯周病がある場合インプラントの処置は出来ません。失敗する確率が高いからです。
またかみ合わせが左右で狂っていたりするとブリッジや冠などを作っても歯が邪魔して噛めないという問題がでてきます。此のようなことが起こらないように全体を見て治療計画を立てる必要があります。
矯正治療などをうまく組み合わせていくことにより歯を削らない、歯並びが良くなれば歯ブラシがしやすくなり虫歯などを作らない事で予後の安定につながります。

審美歯科考察

審美歯科考察


最近、どこの歯科医院でも「審美歯科」を謳い文句にしています。
実際には、どのようなことを行っているのでしょうか?

一般の人は、審美歯科に対して、白い歯を意味していると思います。
しかしすべての歯を直すのであれば同じような色を同一に使います。
しかし1本2本などの歯を直すのであれば、いかに周りの歯の色と合わせていくのかがポイントになります。

そこで、歯の色を合わせるために必要なのがカメラです。
カメラを使い色合わせの見本をずれなく撮影するのが技術です。

当院では記録のための写真と審美歯科のための写真をカメラやレンズ、光の調整をして撮影をしております。

また表情の変化が歯を直すことでかわる事も経験しています。
此のように審美歯科は、とても奥深く難しいことです。単に歯の色を白くするだけではなく、解剖学的に白い色をいろいろと表現していきます。

真の審美治療のために

straumann FORUM2016

Straumann FORUM

5月28日土曜日

セッション3 エムドゲインの新たな展開

スピーカーとして
当院院長
DR.村辺参加しました。




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straumann FORUM2016 スピーカーとして 当院院長DR.村辺参加します!

【お知らせ】

Straumann FORUM

5月28日土曜日

セッション3 エムドゲインの新たな展開

スピーカーとして
当院院長
DR.村辺参加します!

2016年05月17日19時55分27秒_001


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マイクロスコープについて

マイクロスコープについて

最近、

 「マイクロスコープを使っているのに、どうして安いんだ?」

という声が聞かれます。


私はどうしてだろうと考えました。
マイクロスコープは道具です。ピンセットやミラーと同じと考えています。精密な施術をするために使う道具ですから通常いつでも私には必要なものです。お金を払う人だけに使うものではないのです。

例えば、眼科に行ってマイクロスコープを使わないで手術ができるでしょうか?
目の細部まではわからないと思いますがいかがでしょう?


特別な治療として初めは費用を取っていても、使い出したら全てで使用するようになってくる道具であると考えています。マイクロスコープを使っているような先生は全員が同じように考えていると思いますがいかがでしょうか?


多分、世界を探しても日本のようにマイクロスコープは使われていません。


マイクロスコープと拡大鏡の一番の違いは、倍率が変えられることです。すこし数値は違いますが、私の使っているマイクロは4倍から25倍まで5段階に変えられます。このように道具ですから、倍率も使う場合により異なります。

インプラントが新しいステージへ

インプラントが新しいステージへ

従来のインプラントは、チタンで出来ておりました。しかし強度の点で純正チタンではなく、チタン合金が使われておりました。欠点としては太さや長さを増すことで、骨結合を強固にすると考えていました。

しかし、欧米では、既にチタンとジルコニアの材質で作られている、
Roxolidというマテリアルが使用されるようになりました。日本でもようやく本年から厚生省の認可を取得でき、手に入れることができるようになりました。当院におきまして本年より全面的に本製品を使用することに致しました。

従来の製品は、特許が切れてジェネリック医薬品と同様に誰でも真似て製品化出来るようになったので、格安製品が韓国などで生産されるようになってきました。しかし、Roxolidと同じような製品は格安では販売されません。

Roxolidの強度は24%増加し、骨結合も早くて強固であるという利点を備えており、従来よりも細くて短いインプラントの仕様が可能になっています。それ故、より安全で低侵襲で手術が行えるということです。
ぜひみなさんも、インプラント治療をされるのであればRoxolidと指定をされればと考えます。